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FF7リメイクをガチファンがプレイして感じた良い点・悪い点

投稿日:2020年4月27日 更新日:

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公式サイトARTWORKSより引用
© 1997, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION: © 1997 YOSHITAKA AMANO

1997年に発売されたFF7(ファイナルファンタジー7)のリメイクが、2020年4月10日に発売された。
世界中にファン待望のリメイク発売から2週間あまり経った今、率直な所感を書き残しておきたい。
ちなみに筆者は、1997年の発売当時、小学校6年生であり、今は亡きデジキューブで予約したコンビニまで発売日に自転車を猛スピードで走らせた類の人間である。

原作となるファイナルファンタジーシリーズのナンバリング7作目、PS版のファイナルファンタジー7(FF7)から23年が経ち、リメイク発表から5年、遂にPS4で発売になったわけだが、プレイしてみて色々思うところがある。

当時のFF7

1998年のPS版原作では、キャラクターはカクカクしたポリゴンとして描かれ、当時としては最先端のCGによるムービーシーンの数々で、まさにシネマティックRPGの代名詞として打ち出された。

当時の熱狂や原作については、過去「ファイナルファンタジーVII(FF7)の追憶」でも書いたがそれはそれは凄まじいものだった。

ゲーム史上に名を残した名作といって良い。
内容的にいえばこれより面白い作品は他にもあったが、特別なのはFF7だ。
インパクトの面でこの作品以上はなかなか記憶にない。

FF7リメイクの良かった点

まずは事前情報、トレーラーから散々期待値を上げてプレイしてみて良かったと思う点から述べたい。

華麗なグラフィック

これは言うまでもない。
23年も経った現在において、華麗なグラフィックはもはや普通。
普通なのだが、当時の思い出補正もあるので、オープニングのムービーにまずは感動する。

2020年現在においては、ムービー以外の通常のゲーム画面でも十分に映像として綺麗なので、ムービーシーンからシームレスに通常のゲーム画面に移行する。
これは、FF7Rに限らずだが、とても良い。

当時は荒く、よく分からなかった背景、風景がより詳細に美麗に描写されている。
魔晄都市ミッドガルはステージとして、とても魅力的な都市だが、現代のグラフィックスで見事に蘇った。
特にダークな歓楽街であるウォールマーケットは堪らない。

リアルなキャラクターと掘り下げ

FF7といえば、魅力的な多くのキャラクターを抜きには語れない。
今回、背景だけでなく、各キャラクターも肌感や髪の毛までとにかくリアル。

より感情移入しやすく、2大ヒロインであるティファとエアリスを見ると、まだ登場していないユフィやイリーナも、否が応でも期待が高まるものだ。
(2大ヒロインどっち問題でいうと筆者はこれまで完全にティファ派だったが、今回エアリスが魅力的すぎる・・そしてユフィ、イリーナを早くみせて!笑)

原作では、キャラクターの声はテキストのみで無かったわけだが、今回からはしっかり声優が演じており(AC、CCはあるにせよ)、それもまた良いし、ほとんど違和感ない。

さらに、各キャラクターを原作よりずっと掘り下げている点も好印象だ。
特にアバランチのメンバー。
ジェシーがあんなに魅力溢れるキャラになるとは、、という感じ。

アクション性の高い戦闘

これは賛否両論あるが、個人的には最初、確かにカメラワーク的にやりづらいと感じたのは確かだが、プレイしていくうちに慣れてしまった、というのもあって、あまり苦にはならなかった。
クラシックモードの切り替え等、当時のRPGしかやっていないプレイヤーへの配慮もある

またリメイクという観点から、当時の単純なATBバトルとは異なり、アクション性が高くて飽きない。
アプスを始め、ボスも魅力的になったし空間を広く使えて良いと思う。

懐かしい音楽とアレンジ

思い出深い原作FF7では、植松伸夫氏による音楽がとにかく素晴らしくて感動的または高揚させてくれるのだが、このFF7Rではそれをうまく生かしてアレンジしている。

今作からのジェシーのテーマも良かった。

分作について

今回は原作における序盤であるミッドガル脱出までという、分作にしたことも賛否あったが、その点も個人的には賛成である。

ミッドガルを魅力的に深く描きたいという意図は理解できるし、そうして欲しいと思っていた。
ただいくつかミッドガルについては、思うところがあって、そこは悪かった点で語りたい。

FF7リメイクの悪かった点

逆に原作FF7にどっぷりハマり、映像作品の後日談であるAC(ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン)や、PSP版の前日談であるCC(クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-)も知る人間として、これはどうかと思う点についても述べておきたい。

1本道ゲーと行動エリア

大前提、これはリメイクであるわけで、原作も基本的にストーリーに沿って進めるだけの1本道ゲーではあるのだが、現在にこれをやると違和感があった。

原作から23年が経ち、現在、多くのRPGプレイヤーがオープンワールドの経験が少なからずあるだろう。
1本道ゲーしかやってこなかったプレイヤーなら良いが、主に洋ゲーのオープンワールドを経験していると、FF7Rはとにかく行動できるエリアが狭く、ストーリー進行上、行ってはいけない方にいくとエラーが出て行けない等、えー・・と思うことが多々あった。

歩く、走るはできるが、決められた場所以外でよじ登ったり、くぐったり、建物内部に入るということが一切できない。

個人的にFF7Rに期待していたことのひとつに、ミッドガル全体がオープンワールド化することだった。
つまり何番街のスラムだろうが、プレート上だろうが行ける、という世界だ。

ストーリー上、自由な行き来が難しいことは頭で理解しているが、そんなオープンワールドなミッドガルを体験したかった、というのがどうしてもある。
そこでのなんでも屋稼業はさぞかし楽しいことだろうと。

おそらくこの点は、FF7をしっかり理解しているプレイヤーでも、オープンワールドに慣れてしまっているととても違和感、ストレスを感じる点ではないだろうか。

装備品の見た目への反映

これも洋ゲーに慣れてしまったためだろうか。
武器は変わるが、それ以外の身に着ける装備品を変えても、見た目への反映が無い。

ムービーも多いし、処理が大変ということもあるだろうが、身につけた装備品は見た目への反映を行って欲しい。

登場人物の死と回復魔法・アイテム

まず言っておくと、これはFF7R特有に問題ではない。

しかし、以前から言われるように、登場人物がストーリー上どうしても死ぬとき、蘇生や回復魔法・アイテムを使えない問題だ。
今回でも、ジェシー始め、死に際のシーンがあるが、話している暇あるならケアルは?!フェニックスの尾は?!と思ってしまう。

個人的には、回復や蘇生ができるのは、まだ回復可能な状態(ダメージを受けているだけ、死ではなく戦闘不能状態だけ)だから出来るもの、と理解しているが、ストーリー上、死が避けられない場合にそこの説明が欲しいのである。

例えば7番街支柱で倒れているジェシーを見つける、でもすでに手の施しようがなく回復系魔法やアイテムは無意味、死を看取るしか無い、ということをセリフなのか事前の設定なのかで分からせてほしいのである。

リアルになったからこそ、目立つ点のひとつだろう。

最後に

他にも、ミッドガルの構造上、スラムにも一定の陽の光が入るのはごもっともなのだが、原作当時はスラムはずっと暗くて、それがミッドガル脱出後に一気に明るくなるのが良かったな、とか、5番街教会にもっと特別な場所感(シンプルなエアリスのテーマをずっと流してほしいな)ほしいなとか、バレットのキャラ設定どうなの?特にゲーム序盤のセリフうざくね?とか、エアリスの家での花を摘むイベントでまさか3種類からしか選べないなんて・・とか細かいの色々あるけど、ひとまず置いておく(笑)

散々言ってきたが、それでもFF7Rはプレイするに値する作品だった。

これはおそらく、原作を子供だった23年前に衝撃をもってプレイしたから、ということが大きいように思う。
今の若い人が初めてFF7Rからプレイして、当時のような衝撃を受けるとは正直思わない。
昔からのプレイヤーが思い出補正有りきでプレイして、さらに先々起こることを知っているから感慨深いし、セリフひとつにウルっとくるわけだ。

今回、ところどころに未来のフラッシュバックがある点や、エアリスとマリンが触れ合った際のリアクション等、気になる点がいくつもあるので、それが今後どうなっていくか楽しみではある。

だけど、もしもエアリスの死を回避するというシナリオがあるなら、それは物語の根幹を揺るがすし、最高にカッコいいザックスのこともあるし、出来れば辞めてもらいたい。あれがあるから超絶感動のクライマックスに向かっていくわけで・・

制作側への提案のひとつとして、エアリスの死は回避できない、だがエアリスのステータスはマリンが受け継ぐ、みたいにしたら面白いのかもと(笑)(ちょっと数年時間を経過させて成長したマリンもみたい)

何はともあれ、続きを1秒でも早く出して欲しい。
多くのファンはついてくると思うけど、あまりに期間を空けられてしまうと冷めてしまう。

23年越しのファンとして、この分作リメイクの1作目は壮大な2作目以降のほんの序章であり、2作目以降からガチの真価を発揮すると信じているのである。

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